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2006年 10月 10日

THE POGUES JAPAN TOUR 2006

 2年連続のポーグス・ジャパン・ツアー、今年は単独4公演と朝霧JAMあわせて全5公演が1週間に渡って行われました。ほとんど宣伝しなくてもどの会場も満員にしてしまう集客力は凄いです。最終的に開演時間までに当日券が売られていたのは3日の名古屋ダイアモンド・ホールだけでした。5、6日の東京・渋谷AXは2日間共に売切れ・当日券無し、という状況でした。ちなみに朝霧JAMもチケットは売切れ、7日の入場者数は13000人との事でした。これまで何度もポーグスのライヴを観てきて、1980〜90年代に観ていたPoguesと90年代に観ていたShane MacGowan & the Popesと2001年から観ている『再結成』ポーグスはそれぞれを繋がりがありながらも別物として捉える. . . .などと言っておきながら、去年同様1週間ぐらい前から妙にそわそわしはじめ、落ち着きがなくなっている自分がいました。

 どの会場でもクラッシュの「ストレート・トゥ・ヘル」(2001年の再結成時から常にメンバー登場の時にSEとして使用されている名曲)が鳴り出すともの凄い声援が沸き起こり、大歓声に迎えられメンバーが現れ、シェインの登場でピークに達し、「ストリームス・オブ・ウイスキー」のイントロで爆発、ステージ前はモッシュピットになり、そしてその後約2時間近くに渡っての、踊り、泣き、笑い、叫び、酔い、楽しみ、ゴチャ混ぜのステージが繰り広げられました。
 2日、初日の大阪・難波ハッチでは演奏にかなり乱れが感じられました。あきらかにリハーサル不足なのでしょう。シェインの表情や声の出もイマイチかな、と思いました。でもステージ全体像としていつもながらの好演だったです。去年同様に某アイリッシュ・パブの巨大なアイルランド国旗が舞うダンスフロアーはとても楽しかったです。途中踊り疲れて1Fから2Fの関係者席に移動したのですが、その時にこの日の1Fの音響の悪さを感じました。スピーカーの位置が悪いのか? よくわかりませんでしたが、2Fのほうが音響が良かったのです。
 残念だったのが、アンコールでの定番、アンドリューの唄う‘STAR OF THE COUNTY DOWN’がセットから外されていた事。理由は喉頭炎のためほとんど声が出せないから。ヴァン・モリソンやオイスター・バンドも演ってる名曲だけど、ポーグスのヴァージョンが一番好きで、これを生で聴くのを最大の楽しみにしていた自分にとってはショックでした。さらに「ダーティ・オールド・タウン」の始まりのハープも吹けず、吹いても音が出きってない。曲頭のカウントの声も出せずこれが全公演にみられた演奏の乱れの原因だったのでしょうか? アンドリューと会って言葉を交わした時にも喋れずにウーウー唸ってるだけでかわいそうでした。しかしタバコは吸ってましたので悲痛さは感じなかったです。早く治るといいですね。
 そして、この来日公演の目玉であり最大の話題はジェムの娘さん、エラをフィーチャーしての「ニューヨークの夢」でしょう。2度目のアンコールの始まりに見知らぬ女性が現れると大声援が . . . スパイダーが、(初日に)日本で演奏するのは初めてだ! と言い、あのイントロが流れたのです。ステージ効果も素晴らしく、どの公演でもハイライトだったと言ってもいいでしょう。泣いてる人を何人も見ました。あの女性は誰? カースティ?(故人 . . . .) ケイティ?(タイプ違いすぎ. . . .) いろいろな声が各会場で飛び交いましたがエラはまだ無名なのでしょうがないでしょう。この曲が発売され大ヒットしていた87年暮れには彼女はまだ2歳だったそうです。

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 3日の名古屋ダイアモンドホールでの演奏は結構キマッてました。ここは音響も良くて、今回5回観た中では個人的にはベストかな? 渋谷AX1日目にまたミスや乱れがあったのでジェムに、名古屋は良かったけど今日は. . . .とツッコんでみましたが、良い日もあれば悪い日もある、今日はそんなに下手だったか? と言われてしまいました。しかしどの日もみんな頑張ってステージを演ってるのはヒシヒシと伝わってきます。老体にムチ打って、という程の年齢ではないにしろ(最年長テリー58歳、最年少スパイダー47歳)、とにかく観客の盛り上がり方がスゴイですから . . . .
 スパイダーはどのステージでも、ラスベガスで結婚式をするんだ!(10月15日?) と言ってましたよね。その彼女、去年に引き続き今年もツアーに同行していてバックステージにいました。東京に移動してからスパイダーは彼女の名前を3文字漢字にして右腕に入墨を入れました。最初に見せられた時、マジックで書いたのかと思ったのですがよく見ると本物の入墨で、結構深く彫ってありました。

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 悪天候の2日間の(たしか去年の渋谷AXの日は台風だったかな?)東京2Daysを満員御礼で終え、翌7日、朝霧ジャム。レインボーステージのトリで21:50分スタート予定。が、前の出演アーティストは予定時間通りに終わっていたのですが「ストレート・トゥ・ヘル」が聴こえてきたのは確か22:15分頃だったかな? 寒空の中結構な時間待たされましたね〜。シェインはヒゲを剃りリフレッシュして、顔の色つやも良くなってました。全公演観てきてシェインはこの最終日が一番調子良かったんじゃないか、と感じました。満月の野外の夜中のステージはまるでサーカスか、と思わせる美しさ。フィリップとジェームズは訳のわからないカツラを被っちゃってて笑えました。フェスティバルは単独公演と違って、ポーグス知らない観客も一緒になって盛り上がる面白さがありますよね。観客の声聞いてると笑えます。え〜! オヤジじゃ〜ん!!、この曲なんて曲〜!?、あのボーカルやべ〜!、ツルッ○ゲかっこいい〜!、などなど踊り狂いながら叫んでいるのです。もちろんポーグス目当てに集まっていた人達が大多数で、単独公演を観てまた観たくなり来てしまった人達(チケットはどうしたの?)もけっこうな数居たと耳にしました。

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 フェスティバルのステージだから曲数は少し減らされるかな? と予想していましたが、単独公演と同じセットを演ってくれました。季節はずれですが(温度はクリスマス頃の寒さでした)野外での「ニューヨークの夢」で会場の盛り上がりはマックスに達しました。満月の夜、澄んだ空気と照明効果のシチュエーションが最高でした。エラが自分のパートをチョットだけハズしてしまったけど、シェインがノリノリだったし演奏がキマッてて文句無しでした。

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 思い出した事があればまた加筆・修正します。この約1週間アクセス数が大幅に増え(汗)、ありがとうございます。今後も情報収集は続けます。またポーグス以外のアイリッシュ・フォークやロックのネタも随時アップしたいので暇があったら覗いてみてください。

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by chihon | 2006-10-10 13:05 | Pogues


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