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2016年 06月 15日

RIP Henry McCullough 1943 - 2016 (前編)

 アイルランド屈指のギタリスト、ヘンリー・マカロックが亡くなった。72歳。アイリッシュやブリテッシュ・ロックの名盤に多数参加し、40年以上もファンに親しまれ続けたミュージシャン。トレードマークのギブソンES-335でブルース・ロックを奏で、唄はもとよりソングライティングにおよぶまで後年のスワンプ・ロック、パブ・ロックの金字塔となった。
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Pic : Ronnie Norton

 1960年代初頭からザ・スカイロケッツ、サウス・アフリカンといったアイリッシュ・ビート・グループで活躍。67年にベルファストで故アーニー・グレアムらとザ・ピープル(後のエーラ・アパレント)を結成しサイケデリック・ロックの新風を巻き起こす。その後ザ・グリース・バンドを率いて故ジョー・コッカーのバックを務め、69年のウッドストック・フェステバルに出演した。71年にはポール・マッカートニー&ウィングスに加入し、一般のロックファンにも広く知られるようになる。後年にはパブ・ロック系のアーティストからリスペクトされ、共演・共作が多数ある。80年代にはアイルランドのザ・フラー・カーボーイズと活動、90年代にはポーランドへ移住し幾つかのソロ・アルバムを発表している。2000年代に入っても、05年に初来日するなど現役であり続けた。12年に心臓発作で倒れて意識不明の状態が続き、一時は回復したものの活動再開には至らなかった。2015年3月にはニック・ロウ、ニール・イネス、グレアム・パーカーらが出演したベネフィット・コンサートがロンドンで開催されている。
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# by chihon | 2016-06-15 11:50 | NORTHERN IRELAND
2016年 06月 13日

JE T’ AIME IRELANDE

 シェインが今年もヨーロピアン・カップ(ユーロ 2016)のアイルランド・チームへのアンセム(応援歌)に参加している。クローニン(アフターマスのジョニー/ミック・クローニン兄弟の別プロジェクト)がサウンドを取り仕切り、メイン・ヴォーカルに有名俳優でコメディアンのジョー・ルーニーとシェインといった配陣は前回2012年の時と同様である。

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iTunes bandcamp SOUNDCLOUD

 元ネタ曲は開催国フランスに馴染んでか、セルジュ・ゲンスブール&ジェーン・バーキンの世界的に有名なラヴソング「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」。合唱コーラス隊を配しメロディはそのままに、我々にも馴染みあるアイルランドの歴代著名人たちの名前が連呼されてアイリッシュ・ダンス・チューンになだれ込んでいくという、これは替え歌というかパロディとも言えてしまいそうなアンセムだ。今回もアン・オフィシャルなリリースだけど盛り上がればいいなって思う。


◆シェインが新しい歯を入れてからの声が聞ける・・・



◆参考曲 Seo Linn : THE IRISH ROAR(Ireland Official EURO 2016 Song)
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# by chihon | 2016-06-13 13:11 | Shane MacGowan
2016年 05月 11日

シェイン超貴重映像

 1977年にオーストラリアのABCテレビで放送されたイギリスのパンク・レポートに一瞬ですがシェインとクリッシー・ハインドが映ってます。


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# by chihon | 2016-05-11 03:23 | Shane MacGowan
2016年 04月 25日

アイリッシュ・ミュージシャンによるプリンスのカヴァー・ヴァージョン

 アイルランドのロック系ミュージシャンたちに多大な影響を与えリスペクトされていたプリンス。カヴァーされた楽曲をいくつか紹介したいと思います。


◆いちばん有名でまず筆頭にあげられるのがこれ。シネイド・オコナー「ナッシング・コンペアーズ・トゥー・ユー」。元々はプリンスがファンク・バンド、ザ・ファミリーに提供した曲。全くの無名曲だったのをシネイドがカヴァーし、1990年のセカンド・アルバム“I DO NOT WANT WHAT I HAVEN’T GOT”(邦題:蒼い囁き)に収録、シングル曲として世界中で大ヒットを記録した。


◆これはほとんど知られていない珍しいカヴァー。ベルファスト出身のアイリッシュ・シンガー・ソングライター、アンディ・ホワイトによる「ラズベリー・ベレー」。プリンスのオリジナルは1985年で、アンディは自身が得意とするフォーク・ロック調でカヴァーしてRTEラジオでのスタジオ・ライヴのヴァージョンを1990年発表のEP “IN A GROOVY KIND OF WAY”に収録した。


◆ホットハウス・フラワーズ「パープル・レイン」。4年ぐらい前のダブリンのFM104の音楽番組に出演した際のアコースティック・ライヴ。音源としては未発表だが優れた演奏と唄でかなり聴き応えがある。


◆アイリッシュじゃないけど外せないバンドによるカヴァー、ザ・ウォーターボーイズ「パープル・レイン」。プリンスがこの曲を発表した1984年直後からウォーターボーイズはこの曲をカヴァーし、以後ライヴでの定番曲としておなじみになった。1998年発売のライヴ編集アルバム“THE LIVE ADVENTURES”に1986年のオランダでの黄金期メンバーによるライヴ・ヴァージョンが収録されている。この映像は昨年(2015年)プリンスの地元ミネアポリスでのライヴ。この直前に日本でもこれと同じセットで演奏された。単独ライヴでのアンコールで演る事が多いらしい。今後のライヴでも演るだろうが、マイク・スコットは果たしてどんな気持ちでこの曲を唄っていくのだろうか・・・

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◆上記収録のレコード/CD


◆1990年7月にアイルランドのコークでのショーの様子を捉えた約20分のテレビ・ダイジェスト。アイルランドでの人気と共に会場や観客の様子も伺えて興味深いです。
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# by chihon | 2016-04-25 02:42
2016年 02月 15日

The Nips : HAPPY SONG 7”シングル再発!

 シェインがポーグス以前に演ってたザ・ニップスの4枚目のラスト・シングルがドイツのMad Butcher Recordsから正規再発された。オリジナル盤は1981年10月ロンドンのTest Pressing Recordsから発売。B面曲‘NOBODY TO LOVE’、レコーディングは1980年ロンドンのポリドール・スタジオ、プロデューサーは当時ザ・ジャムのポール・ウェラー。

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◆カラー盤・・・

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◆上がオリジナル盤、下が日本の1977 Recordsからの正規再発盤(2001年)


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# by chihon | 2016-02-15 11:26 | Shane MacGowan