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2016年 12月 31日

Cranky George : FAT LOT OF GOOD ジェームズ・ファーンリィ在籍バンドのアルバム

 クランキー・ジョージはロサンゼルスを拠点に活動している5人組。ジェームズがアコーディオン、ギター、ヴォーカルなどを担当している。中心メンバーのキーラン&ダーモット・マルロニー兄弟はアイリッシュ・アメリカンでマルチプレーヤーで、1990年代中頃ポーグスを脱退し西海岸へ移住したジェームズと長きにわたり音楽活動を共にしている。アコースティックなフォーク・ロックを基盤とし、ジプシーやクレツマーを感じさせてくれ、独特の寂れた感がたまらなく良い、そんな感じのサウンドを奏でている。
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iTunes bandcamp

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◆ジェームズは自身のオリジナル4曲ではヴォーカリストも兼ねており、現在進行形の演りたい音楽の中にポーグスで表現していたあの独特な雰囲気の中とキャラクターを散りばめている。マルロニー兄弟をはじめとするメンバーとの相性もバッチリだ。


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by chihon | 2016-12-31 01:27 | James Fearnley
2016年 12月 28日

RIP Frank Murray

 アイリッシュ・ロック界の最重要人物であり、かつてシン・リジーやポーグスをマネージメントしていた有名マネージャー/プロデューサー、フランク・マレィが12月22日に心臓発作のため急逝、66歳だった。

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 ダブリン出身のフランクのキャリア・スタートはシン・リジーのツアー・マネージャーだ。1977年のUKツアーのオープニングにラジエーターズ・フロム・スペースを抜擢、フィル・ラィノットやフィリップ・シェヴロンとは一生親友であり続けた仲だった。リジー解散後スペシャルズやエルトン・ジョンのツアマネを経て、ポーグスと出会う。きっかけはバンドに加入したてのフィリップからギグを観るよう誘われたから。ポーグスに惚れ込んだフランクはマネージメント・オフィスを設立。親交のあったテリー・ウッズを加入させたり、当初ケイト・オリオーダンが唄って制作が難航していた「フェアリーテール・オブ・ニューヨーク」にカースティ・マッコールを抜擢するなど手腕を発揮しバンドの成功に貢献していく。バンドやミュージシャンが成功するには実力だけでなくレーベル、プロデューサー、エンジニア、またツアーのスタッフ等の優秀さが絶対不可欠、これらを統括しマネージメントしていた。フランクなくしてポーグスの成功はなかったはずだ。

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 1990年代になってからはグレン・ハンサードおよびザ・フレイムスを手がけた事でも知られている。その後イベントや映画の制作も手がけ、映画やドラマへ出演するなどメディア露出も多かった。近年はマイティ・ステフ、カミール・オサリバンをマネージメントしていてシェイン・マガゥワンとのコラボレーションも実現させた。
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THE IRISH POST


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◆私が最後にフランクに会ったのは3年半前のフィリップ・シェヴロン・トリビュートの時。「お前せっかく日本から来たんだから写真でも撮れよ」って感じに言われ撮らせて頂いた写真。右からスパイダー、シェイン、ラジエーターズのピート・ホリダィ、そしてフランク。心より御冥福をお祈りします・・・
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by chihon | 2016-12-28 19:22 | Pogues