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2014年 10月 18日

Andy Irvine : 70th BIRTHDAY CONCERT(アルバム・リリース)

 アイリッシュ・フォークの巨匠、アンディ・アーヴァインの2年前の70歳の誕生日にダブリンで行われた生誕記念コンサートのライヴ盤がようやくリリースされた。40数年にも渡る長い音楽活動歴のなかから、このコンサートはかつてのSweeney's Men、ポール・ブレイディとのデュオの復活、現在活動中のMozaik、LAPDというふたつのグループ、という4形態で行われた。いわゆるライヴ盤とういうより各形態の演奏を抜粋して編集してまとめてある。どこを取ってもレコードやCDで聴き馴染んだ曲のライヴ演奏が聴ける。4形態合体でのアルバム最終収録曲「ブラックスミス」の鳥肌立つカッコ良さといったら、これぞ最高峰!と言えるぐらいだ。

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◆ テリー・ウッズの枯れた唄声、ポールの存在感、そしてアンディの円熟味がアイリッシュ男性ヴォーカルファンにとっては堪らない。近々DVDでもリリースされる予定。
Andy Irvine Official Site
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by chihon | 2014-10-18 04:37 | Terry Woods
2014年 10月 16日

The #1s : THE NUMBER ONES(ファースト・アルバム・リリース)

 ダブリンのパワーポップ/パンクバンド ザ・ナンバー・ワンズのデビューアルバムがイギリス、アメリカ、カナダでリリースされた。これを期にバンド名表記をThe #1sからTHE NUMBER ONESへと変更したそうだ。いくつかの英文レヴューに目を通しているがやはりプロテックス、ルーディ、アンダートーンズ、といったかつての北アイルランドのパンク系バンドが引き合いに出されているのが目に付く。僕らが聴き憧れている70年代からのアイルランドのパワーポップ/パンクバンドの音源が発掘され尽きた今でこそ僕らを魅了するのだ。このバンドを初めて聴いた時に音源と映像といった作品からだけでは感じる事が出来ない北アイルランドのパンクの空気感を感じた。文章にするのは不可能なあの感覚・・・

 2014年、アイルランド ダブリンから発せられるリアルなサウンド、甘く切ないメロディにのせて唄う3分以内のシンプルなロックンロール(収録曲中最長の曲は2分半だ)。このアルバムはイメージ的にはアンダートーンズのセカンドに近いです。

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◆デビュー・シングルを カセットオンリーでリリースした彼ら、ファースト・アルバムはアナログとダウンロードでリリース・・・
STATIC SHOCK RECORDS, UK
DERANGED RECORDS, USA/CANADA
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by chihon | 2014-10-16 01:11
2014年 10月 15日

フィリップ・シェヴロンのギター寄贈

 この度フィリップの愛用ギターがジェイル・ギター・ドアーズ(※)を通じてダブリンのマウントジョイ刑務所へ寄贈された。囚人たちのリハビリテーション・プロセスで使用される。

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©Aidan Oliver Photography / Hot Press

◆寄贈セレモニーにて、アイルランド大統領マイケル・D・ヒギンズ承認のもと、フィリップのグレッチを手にしたビリー・ブラッグと刑務所長のブライアン・マーフィー氏。ビリーはこのギターを弾いて「リデンプション・ソング」を唄ったという・・・

(※)Jail Guitar Doors:刑務所に収容されている人達を音楽で救済しようという趣旨のもと、ビリー・ブラッグが2007年にイギリスで設立したプロジェクト。ギターを始めとする楽器類を刑務所に寄付するなどの活動を行っている。名前はザ・クラッシュの1978年のシングル「クラッシュ・シティ・ロッカーズ」のB面曲からとられ、あのミック・ジョーンズもこのプロジェクトに参加している。ザ・ポーグスはプロジェクトに賛同していて、以前にチャリティが行われた際にジェームズ・ファーンリィがアコーディオンとステージ衣装を出品・寄贈するなどしていた。
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by chihon | 2014-10-15 05:23 | Philip Chevron
2014年 10月 08日

Trouble Pilgrims : ANIMAL GANG BLUES / WHO DO YOU LOVE(シングル・リリース)

 フィリップ・シェヴロンは自ら携わったふたつのバンドの存続を希望していた・・・ひとつは今夏フジ・ロック・フェスに出演を果たし、一旦活動停止するようだが早ければ来年にも活動再開するはずだ。そしてもうひとつ・・・

 「アニマル・ギャング」とは1930年代に暗躍したダブリンのギャング団の総称。野蛮な行為を行う事からアニマルと称され現在まで都市伝説として伝わっている。一昨年にドキュメンタリー番組が放送された事からインスパイアされたフィリップとピート・ホリダィはソングライティングを開始するもフィリップの健康上の理由もあり未完成のままだった。その後、フィリップが抜けラジエーターズ・フロム・スペースからトラブル・ピルグリムスと改名(サードアルバムのタイトル:フィリップが名付け)、ピートが曲を仕上げレコーディングした。ジャケ写にあるメンバーの衣装もギャングっぽくキメていて、演奏もブルージーな雰囲気だ。フィリップの幻影も少しは感じられなくはないけれど、それは聴き手にもよるだろう。最初に「バンドの存続」って書いたけど、フィリップの言う「存続」って解散せずにライヴを続行するって事だけではないんだなってつくづく思う。

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◆両A面シングル。グラモフォン風なレーベルがカッコイイ。カップリングはボ・ディドリーで有名な曲のカヴァー。
iTunes
bandcamp

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◆左から トニー・レジャー(ギター) ピート・ホリダィ(ヴォーカル/ギター) スティーヴ・ラピド(テルミン/ヴォーカル) ジョニー・ボニー(ドラム) パディ・グッドウィン(ベース)。ピートとスティーヴがラジエーターズ・フロム・スペース結成時のオリジナルメンバー。来月ダブリンで行われるフィリップのメモリアルライヴにはメインバンドとして出演する。
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by chihon | 2014-10-08 13:45 | Philip Chevron