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2013年 05月 25日

Christy Moore, Gig for Philip Chevron

 今夏から秋にかけてフィリップのトリビュート/ベネフィット・イヴェントがいくつか企画され始めている。その先陣として、クリスティ・ムーアが7月15日にダブリンのウィーランズでソロ・ライヴを行う事が発表された。クリスティといえば、フィリップの代表曲「フェイスフル・デパーテッド」(昨年、東京でのインストア・ライヴの時にも唄われた)を何度かカヴァーしヒットさせていたり親好が深い。クリスティも1990年代中頃に心臓病を患い、活動停止・療養生活を余儀なくされていた経験がある。
 
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◆ライヴの案内文の中には、1972年に当時14歳のフィリップが自分の学校のコンサートにプランクシティをブッキング、その10年後にはアグネス・バーネルと一緒にムーヴィング・ハーツのオープニングをやった、とかいう興味深いエピソードが・・・
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by chihon | 2013-05-25 05:11 | Philip Chevron
2013年 05月 23日

【告知】PROTEX トークイベント開催!!!

PROTEX トークイベント開催!!!

6月14日(金) 会場 1977レコーズ/gift lab オフィス (050-3639-1977)
住所:東京都渋谷区恵比寿西1-16-1 丸山ビル202

OPEN 19:00 START 19:30 料金 1500円(1drink付) ーPROTEX限定7"先行販売有ー

参加メンバー:プロテックス、ロディオ、小川晋(パンク天国)、他予定

通訳を通し、バンドの今迄の活動や当時のパンクシーンについて語って頂き、参加者の質疑応答、そしてイベント終了後はメンバーとの交流会を行います。 会場は狭く席数も限られるので参加希望の方は早めに会場にお越し頂くが、席の事前予約をメールにて受付致します。会場はJR恵比寿駅西口から5分位。お気軽にお越し下さい! 注意:イベント開始後は電話に出れない場合がありますので予めご了承下さい。

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◆1977 Recordsからのインフォをそのまま転載しました。メンバーとゆっくり過ごせる機会はこの日が一番お勧めだそうです。
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by chihon | 2013-05-23 00:25 | NORTHERN IRELAND
2013年 05月 22日

Protex : STRANGE OBSESSIONS

 1978年結成から81年解散までに4枚のシングルをリリースしただけのProtexだが、実はPolydorとメジャー契約後の79年秋から80年春にかけて、ロンドンでChas Chandlerプロデュースのもとアルバムのレコーディングをしていた。実際には発売される事なく終わってしまったこの幻のアルバムが、30年後の2010年にSING SING RECORDSという再発専門レーベルからLP/CD/DLで発売されている。完全なオフィシャル・リリースではないそうで、音質もイマイチなのだが、Protexをまとめて聴けて現在入手可能なのはこのアルバムのみとなっている。

 デビュー・シングル‘DON'T RING ME UP’の別ヴァージョンを含む12曲入り。このバンドの楽曲の良さ、すなわちポップなメロディと性急なロックン・ロールが満載。ふたりのソングライター、Aidan Murtagh/Dave McMasterのそれぞれのヴォーカルやキャラクターの違いがなんとなく分かってきた。それにしてもProtexのファンなら共通して持っているであろう、あの感覚が心に染み込んでくる。Protexは現在までベルファスト・パンク/パワーポップの熱心なファンに支持され、知る人ぞ知る的な存在だった。もしもこのアルバムが当時イギリスで発売されたならおそらく日本盤も発売されただろうし(PolydorにはThe Jamがいたことだし)、それなりの注目や評価をされていただろう。

 30年以上の月日が流れ、来月彼らは東京で2回のライヴを行う。再結成後初のワンマン(単独公演)となる奇跡の来日公演では、このアルバムの収録曲はほとんど演奏されると予想される。

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◆完成しながらもなぜこのアルバムが発売される事なくお蔵入りしてしまったのかは今もって謎のままである・・・
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by chihon | 2013-05-22 02:51 | NORTHERN IRELAND
2013年 05月 22日

Glamslam : THE LEADER!!!

 オリジナル・メンバーでの再結成は叶わなかったProtexだが、ドラマーとして元GlamslamのGordie Walkerが参加している。GlamslamはStiff Little FingersのHenry Cluneyが結成したバンドで、Good Vibrationsから‘THE LEADER’というトンデモないシングルを1981年に発売している。現在でもHenryがギグを演る時には必ずドラムを叩いてる、ベルファスト・パンク界(?)のトップ・ドラマーだ。この事は、つまり北アイルランドのパンク/パワーポップ好きの人にとってはかなりスゴイ事ですよね。

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by chihon | 2013-05-22 02:51 | NORTHERN IRELAND
2013年 05月 22日

The Zipps : FRIENDS

 Protexはオリジナル・メンバーであるフロントのふたりと、ベルファスト最強のリズム隊で再結成された。ベーシストは元ZippsのAndrew Curlissだ。Zippsは北アイルランドのGood Vibrationsとならぶパンク/パワーポップのレーベルRip Offから‘FRIENDS’というシングルを1979年に発売している。ベルファスト・パワーポップ・パンク群の中でも青春度(?)が高いカッコイイ曲ですよね。



◆Andrewがバッチリ写ってます・・・
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by chihon | 2013-05-22 02:51 | NORTHERN IRELAND
2013年 05月 22日

「PROTEXについて」

1977 Records website より転載】

 プロテックスは78年に結成。その前年、ザ・クラッシュによる今となっては最も悪名高いベルファスト公演(保険論争により11時間も公演を延長)をメンバーたちが目撃したことから始まる。77年、ザ・クラッシュのベルファストツアーは北アイルランドに置ける当時のパンクシーンを支えた大勢のカタリストによって見守られていた。ザ・クラッシュに大きな影響を受けたプロテックスは、そのバンド名すらも(当初はプロテックス・ブルーと名乗っていた)ザ・クラッシュの曲名から引用し、その曲がコンドームを意味して作られたものだと当時は知る由もなかった。デビューライブは数ヶ月後の78年、ベルファストのノック・メソジスト教会で、市内を中心に精力的にライブ活動を行う。間もなくすると地方のラジオ局ダウンタウン・レディオでの収録が決定。そしてテリー・フーリーの目に留まるまでそう時間はかからず、直ぐさま3曲入りのシングルがデビュー作として彼のグッド・ヴァイブレーションズ・レーベル(ルーディやヴィクティム、アウトキャスツ、アンダートーンズ等のシングルも発表)から発売。そしてデビュー発売後にロンドンを拠点とするラフトレードからも発売される。反響とともに多くのレビューが書かれ、中でも最も影響力が強いと言われるNMEではトニー・パーソンズが寄稿。ラジオでは度々オンエアされ、名誉あるBBCレディオセッション1のキッド・ジェンソン・ショーが約束された。こうして露出が増えると、ポリドール等の大手のレコード会社までもが一目置く存在になって行く。ポートラッシュ(北アイルランド北部、アントリム州の町)のチェスターで行われるライブを見に来たレコード会社のA&Rが彼らの元を訪れた時、メンバーはまだシックスフォームの学生だった。その後バンドはレーベルと契約し79年のイースター(キリスト復活祭)の頃にはロンドンへ行き、新たなレコード会社のポリドールからデビューシングルとなる『アイ・キャント・コープ』を録音し発売。シングルは音楽業界の興味を強く引き立て、さらにはポリドールがバックについたことにより、当時売り出し中のアダム・アンド・ザ・アンツのUKツアーのサポート役に抜擢される。その後彼らはロンドンへの永住を決意し移住。そしてメリー・キャロル・キャノンのマネージメントの元、かつてジェネシスの住宅でもあったチェシントンの家に拠点を置く。 ポリドールから発売された2枚目のシングル『アイ・キャン・オンリー・ドリーム』のプロデュースはチャス・チャンドラーで、彼はザ・アニマルズの元ベーシストでもありスレイドのプロデューサー。実はこの時、ミッキー・モストのザ・ラック・スタジオで収録されたセッション音源が別候補としてあったのだが、ポリドールはこれを「プロデュースされ過ぎている」という事で却下。未だにこれらの作品は未発表のままとして残っている。80年、リヴァプールで別のUKツアーのサポートの話が舞い込み、今回はブームタウン・ラッツのオープニング。これはスコットランドを始め、さらには遠く離れたアメリカやカナダを廻るものであった。ニューヨークのハーラークラブでの演奏はジョン・T・デイヴィスが撮影しショートムービーとして完成。そして惜しくもポリドールからの最後の作品である『ア・プレイス・イン・ヨア・ハート』はレーベルを解雇された後にリリース。バンドはとても落ち込んでいたが、それでもベルファストのパウンド・クラブに戻り幾つかのお別れライブをこなし最後を迎える。

 2010年、ニューヨークのレーベル、シング・シング・レコーズがプロテックスの失われたポリドールアルバム音源、ストレンジ・オブセッションズをリリース。これによりバンドへの評価が再燃し再び注目され始めると、彼らの楽曲がYouTubeで3万回以上の再生回数を記録。さらには日本でも公開されたジョン・T・デイヴィスの映画『シェルショック・ロック』がオリジナルメンバーのエイダン・ムルタ(ギター/ヴォーカル)デイヴィッド・マックマスター(ギター/ヴォーカル)らをバンド再結成へと駆り立てた。彼らは新メンバーであるベーシスト、アンドリュー・カーリス(元ザ・ジップス、ランブルマンボ)、そしてドラムのゴーディー・ウォーカー(元クラッシュ・イントゥ・ジューン、グラム・スラム、SLFのヘンリー・クルーニー、そしてスターダストなどその他多数)の素晴らしいアシストで現在多数のライブをこなしている真っ最中!

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by chihon | 2013-05-22 02:51 | NORTHERN IRELAND
2013年 05月 21日

Philip Chevron(フィリップ・シェヴロン) 病状を発表

 先週オフィシャルサイトでのフィリップの喉頭癌が移転しすでに末期状態である、という発表は日本でも報じられています。ウィルコ・ジョンソンのニュースも記憶に新しくて「ウィルコに続きフィリップまでも・・・」日本のリスナーのこんな言葉を目や耳にしました。今、ここに記せる事は、日々によって体調の変化があり、それにより日常生活に支障を起こすようになってしまっているという事。本人は引退を決意していて、でも完全引退というわけでなくステージ活動は断念せざえるおうえないが残された余命の中でやり残しているミュージカル関連の仕事と、ポーグス/ラジエーターズが何かのアクションを起こすのであればそれに貢献する意向だという事だけです。

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◆優勢なステージングをまた観たい。でも苦痛を伴う治療の過程を見てきた立場としては、一日でも一ケ月でも一年でも穏やかに長生きできるよう願っています。フィリップ宛メッセージしたい方はオフィシャルサイトのフォーラム専用スレッド(アカウント登録不要)に書けば本人が読みます(フェイスブックとツイッターでは本人には届きません)。または当ブログ宛送ってくだされば本人へ確実に転送します。
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by chihon | 2013-05-21 10:56 | Philip Chevron
2013年 05月 20日

‪Shane MacGowan on '‬BASICALLY, JOHNNY MOPED‪'‬

 現在公開準備中のジョニー・モプトのドキュメント映画にレーベル・メイトでもあったシェインがコメント出演している。(当時の)ライヴ映像には観客としてのシェインの姿もあり話題を呼んでいる。1970年代のパブロック〜パンク移行期の貴重なライヴドキュメントだ。



BASICALLY - Johnny Moped Film

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by chihon | 2013-05-20 13:54 | Shane MacGowan
2013年 05月 13日

レコード・ストア・デーに発売された北アイルランドのバンドの7インチ・シングル2枚

 大好きなThe UndertonesとProtexのアナログ・シングルがレコード・ストア・デーに発売されていたので取り寄せてみました。

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The Undertones : MUCH TOO LATE/WHEN IT HURTS I COUNT TO TEN 新曲2曲で1000枚限定。オリジナル・ヴォーカリスト不在のまま1999年に再結成され、2010年には来日公演を行ったのはご存知かと思います。さすがに現役当時と比べるのは酷かもしれませんが、楽曲の良さは当時のまま。クオリティーの高さは年輪か。カッコよすぎて目頭が熱くなりました(上・左)。
Protex : CAN'T LEAVE THOSE STRANGE OBSESSIONS TO REST 彼らの代表曲の歌詞の一部をタイトルにした4曲入EPで250枚限定。フロント2人のみオリジナル・メンバーで昨年再結成、来月に来日するのは既にお伝えしているとおり。昨年、既発曲のリメイクを現在のメンバーでスタジオ一発録りしiTunesで販売していた音源を今回アナログ盤で発売。Good Vibrationsを思わせる折りたたみスリーヴと音の良さに感動しました。この演奏を遂に生で聴ける日がやってきます(上・右)。

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◆(オマケ画像) ベルファストのGood Vibrationsから発売されていた当時のシングル盤。パンクって生き様だとか精神だとかファッションだとかいろいろ言われるけれど、そういった次元のレヴェルを通り越してしまうほど聴き倒しました・・・関連記事
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by chihon | 2013-05-13 13:15 | NORTHERN IRELAND
2013年 05月 10日

Bish : MISS THE LAST WAVE

 先週末63歳の誕生日を迎えられたダリル・ハント率いるポップ・バンド、BISHの5年ぶりのサード・アルバムが届いた。確かファーストは2001年のThe Poguesの再結成ツアーに合わせて発売されたはず。このツアーの会場物販でも販売されていたのを記憶している。当初トリオ編成だったが、やがて5人編成になり08年にセカンドが出ている。10年以上にも渡るポーグス再結成活動の中でフル・アルバムを3枚出し、ライヴも含めコンスタントに活動しているのだ。本作だが、前作からメンバーチェンジはなくサウンド・プロダクションも同じ。全曲の作詞・作曲・唄もダリル。自分のソロ・アルバムとは決してせずにBISHというバンド名を銘打っているし、ポーグス・ファンに受けるであろう音作りをしているわけでもない。商業的・注目度をのぞけば、ポーグスのメンバーの各自の活動の中で最も充実している人がダリルだと言えるだろう。このブログ読者諸君ならばシェイン脱退以降のポーグスの2枚のアルバムも聴きこんでいるだろうと思う。特に95年のラスト・アルバム『ポーグ・マホーン』でのダリルのバンドへのアプローチや、現在のライヴでのステージ/コーラス・ワークに興味を持たれているなら聴いて損のない音が詰まったアルバムだ。

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by chihon | 2013-05-10 03:38 | Darryl Hunt