実のところポーグスの来日が終わって約2ケ月ボ〜っと生活していてU2の久々の来日公演の延期日程をキチンと把握してませんでした。4月に予定されていたU2の来日公演が延期になったのを知ったと同時に10月のポーグス来日日程が出てきたんですね〜。
それはともかく、U2は初来日からかかさず観に行き、海外公演にも行ったりで観た総回数はポーグスの次ぐらいに多いんじゃないかと思います。U2のおかげでポーグスを知りアイルランドにどっぷり浸かっていくハメになった、と言うと大げさですが、実際アイルランドに行き現地の音楽に触れ、アイリッシュならトラッド・ロック・ポップスなんでも来い的な偏屈音楽趣味になってしまったのは本当です。
今までの人生においてちょうどダレかかっている頃にタイミング良く(?) U2は日本にやって来ていました。今年もそうです。僕の場合U2を観に行くという事はほとんど強制的に連行されるというか、お布施をしに行くような感じです。受付で名前を告げパスをもらい、すごい行列を脇目に専用入口から入る優越感というか罪悪感。用意していたお布施は懺悔の気持ちを込め場内でやっていた募金に寄付しました。そんな僕ですのでライヴの出来がどうだこうだという次元は越えてしまっているのです。でも、好きな音楽はいつになっても変わらないですし純粋なファンでいたいと思っています。近年のボノ行動や言動に、遠い所へ行ってしまったな、と思う事もありましたが、いつまでたっても一緒に唄えるバンドある事には変わりありませんでした。