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2017年 01月 06日

クリスティン・ライアン永眠

 フィリップ・シェヴロン(本名 ライアン、2013年没)の母親、クリスティンがダブリンにて永眠されました。81歳でした。昨年(2016年)から体調を崩し入院、療養生活を送っていました。大晦日に容態が急変、危篤となり、元旦のシェインのお母様の事故死をはさんだ3日、現地時間午前中に帰らぬ人となってしまいました。

 夫婦でレストランを経営しながら一男一女を授かり育て上げました(父親は1997年に他界)。何度かお目にかかった事がありますが貴婦人的な印象のあるお方でした。ダブリンで息子フィリップのトリビュートが行われた時、無理に車椅子から立ち上がり歩こうとするフィリップを手助けしながらずっと付き添っていた姿が忘れられません。

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◆2015年5月アイルランド同性結婚合法化国民投票の時の投票所で・・・
 
 カトリックの国アイルランドでは同性愛者には偏見と差別が長年の間あったそうです。フィリップは19歳でラジエーターズ・フロム・スペースのデビューを期にイギリスへ渡った後、50代になってからの末期ガン療養まで(ツアーやレコーディング等の仕事以外では)アイルランドへ戻る事はありませんでした。ミュージシャンとして成功しても、周りのアイリッシュ(や音楽界)に同性愛者がいても、病に倒れるまで故郷に住む事はありませんでした。年代的にカトリック信仰の強い母親とは疎遠だったようです。生涯独身で、看病を頼る身のないまま故郷へ戻った末期ガンの息子を母親は渾身的に看病し最期を看とったそうです。思春期の頃に同性愛にめざめ生涯それを築いた息子を亡くした母親は、YES(同性結婚合法化賛成)と投票しました。
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by chihon | 2017-01-06 13:10 | Philip Chevron


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